セミナーを活用する

infomation

有料セミナー

星史郎の母にして先代『桜塚護』である。紅椿が好き(雪の上に花が落ちていると血の様に見えるかららしい)。普段は座敷牢の中にいて、仕事(暗殺)の時のみ外に出ていたことが、ラジオドラマ版「X」の、星史郎の回の中で語られている。 『東京魔人學園剣風帖』(とうきょうまじんがくえんけんぷうちょう)は、東京魔人學園伝奇シリーズの第一作として1998年6月16日に発売されたプレイステーション用学園伝奇ジュヴナイルゲームソフトである。製作はシャウトデザインワークス、発売元はアスミック・エースエンタテインメント。 2007年1月より、原作ゲームを原案としたTVアニメ版東京魔人學園剣風帖 龍龍(?)がアニマックスにて放映開始。 また、2008年8月21日にはニンテンドーDS用のリメイク版がマーベラスエンターテイメントより発売された。 シリーズ全体の概説やシステム・物語上の共通する特徴は東京魔人學園伝奇の項を参照。なお本項では、『東京魔人學園剣風帖朧綺譚』および『東京魔人學園剣風帖繪巻』についても合わせ述べる。 東京魔人學園剣風帖 魔人學園伝奇のシリーズ第一作となる東京魔人學園剣風帖は、東京・新宿の真神学園を夜行バス とした、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、時には味方として対峙しながら、力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。 設定上は1998年から1999年にかけての物語ではあるが、学園ドラマの王道要素や定番の設定や演出を意図的に多く盛り込み、一昔前の学園青春ドラマの雰囲気を作り上げている。 本作の特徴としては、システム上の感情入力、物語上のジュヴナイル要素のほかに、劇画的なキャラクターデザインがある。キャラクターデザイナーである小林美智の本来の絵柄はアニメチックなものであったが、あえて劇画調のデザインに変更、塗りもイラスト的なものとされた(一部サブキャラクターはサポートデザイナーによる)。この特徴的なキャラクター絵によって本作は敬遠されることもあるが、ファンからは「ジュヴナイル」という作品の雰囲気にとっては相応しい絵柄であるとの評価も高い。 ゲームとして発表されたのは魔人學園伝奇シリーズで最も早いが、「東京魔人學園伝奇・人の章」として、作品設定上は魔人學園伝奇シリーズの最後に位置づけられることになっているのも特徴。 剣風帖以後の時代を描いた作品も存在するが(双龍変、黄龍祭など)、あくまでもそれらは資産運用 分岐に因る「可能性の未来」であって、設定上不動のものではない。例として、双龍変シリーズにおいては剣風帖の主人公が、ヒロインたちの誰とも結ばれていないように見えるが、「これは公的な見解ではない」ということを示す。これは個々のプレイヤーの辿った結末が、プレイヤーそれぞれにとっての「正史」である、というプレイヤー尊重の制作意図によるものである。 本作はRPGに多く見られる「主人公=プレイヤー」という方式を取っている。AVGパートにおいて主軸となっている感情入力システムに見られるように、個々のプレイヤーの想像力を最大限尊重し、プレイヤー固有の主人公像を作り上げてもらうためである。そのため、主人公には公式な容姿の設定がなく、収録されているボイスも戦闘時の叫び声のみで台詞は存在しない。本作は主人公を無個性にしつつ、なおも物語を牽引する外国為替 を示しており、剣風帖の場合は周囲のキャラクターとの会話の中で上手くこれらを両立させている。 登場人物たちのうち、ほぼ全ての味方女性キャラクターとクリスマスにデートイベントがある。メインヒロインである美里葵は、このイベントのフラグの立て方が至難であり、物語の進行上、フラグの一つを逃したためにクリスマスでは断られる、といった事例が相次ぎ多くのプレイヤーが涙を呑んだ。 また、クリスマスにデートできた場合であっても、剣風帖本編では美里葵と桜井小蒔のものしか個別エンディングが存在しなかったが、後に発売された『東京魔人學園剣風帖朧綺譚』により、男性キャラクターや仲間にならないキャラクターのものも含まれた全員分のエンディングが補完された。また、友情と言うには過剰と思われる発言もあって話題を呼んだ。 なお、本作は発売当時ファミ通を始めとした殆どのゲーム雑誌において平均的な評価が下されたが、その中で電撃プレイステーションのみが特集記事を大々的に組むなどして本作を高く評価しており、そこから徐々に人気が広まっていったという経緯を持つ。これにより、初回出荷本数こそ1万本以下であったものの、後に累計出荷本数10万本を超えるロングセラーとなった。 東京魔人學園剣風帖朧綺譚 1999年4月12日に、剣風帖のファンディスクとして発売された外国為替証拠金取引 は、上記の全員分のエンディングのほか、主人公が真神学園に転校する以前の物語『第零話・龍之刻』などの外伝6編が収録されている。もっとも、第零話において主人公の過去に関する物語を語ってしまったことに関しては、「主人公の完全無個性化」「プレイヤーの想像力重視」という大前提を自ら崩してしまったものではないかという批判もある。 このほか、一定の戦闘状況を設定し、定められたターン数以内で勝利条件を達成することを目的とした、いわば詰め将棋的なSLGパート「螺旋洞」や、魔人學園に関するクイズ、さらに各キャラクターの剣風帖における好感度を自在に操作することができるコンテンツなどが収められた、密度の濃い内容となっている。 東京魔人學園剣風帖繪巻 2000年7月13日に発売された、剣風帖と朧をセットにした廉価版パッケージ。それぞれ単品の物とゲーム内容上の違いはない。本作の発売から、剣風帖が「魔人學園伝奇・人の章」であるとされるようになった。また、本作の発売に伴い、剣風帖・朧それぞれの単品販売は終了している。 東京魔人學園剣風帖(ニンテンドーDS版) 2008年8月21日に発売された、剣風帖と朧の内容を一本にまとめたニンテンドーDS用リメイク版。ソフトのみの通常版に加え、魔人シリーズ10周年記念として、荒俣宏が作中の舞台を解説するDVDやビジュアルブックなどを同梱した限定版も同時発売。 主な変更点は以下の通り。 剣風帖のメインストーリーをクリア後、すぐに朧の内容が楽しめるようになっている。PS版では独立して管理されていたセーブデータの扱いも共通化。 DSの特徴である上下2画面とタッチパネルを活かし、上をメイン画面、下を操作系・情報系の表示画面と分割することによって、操作性と視認性が向上。各種情報の表示デザイン自体も改良されている。 PS版では主に水彩画の取り込みが中心であったグラフィックが、全て外法帖以降の作品と同様の、より陰影のはっきりしたデジタル彩色で完全に描き直されている。また、PS版ではシミュレーションパートの攻撃シーンのみキャラクターの画風が違うことが不評であったが、この点についても改善されている。 全てのキャラクターの表情がアニメーション化され、瞬きから大きな動きまで、そのパターン総枚数は約5000枚にも上る。 アランなど、特定のテーマ曲を持たない一部のキャラクターについて、外法帖に登場した祖先からテーマ曲を引用。 各話の最後に、やなせななの楽曲「七夕」を用いたエンディングを追加。 なお、キャラクターの音声についても当初は全て録り直される予定であったが、出演者たちの「10年前に演じた証として残したい」という意向により、PS版のものがそのまま使用されることとなった。 登場人物 キャストはゲーム / テレビアニメの順である。 武器はゲームでの分類。 主人公 緋勇龍麻(ひゆう たつま) 声:加瀬康之/下野紘 武器:手甲 4月になって間もなく、真神(まがみ)学園高校3年C組に転入してきた少年。徒手空拳の古武術を修める。宿星は、龍脈の力を統べる「陽の黄龍の器」。名称はデフォルトのもので、変更可能。その他、誕生日・血液型・出身地を自由に設定可能で、これによりユニットの性能や各キャラクターとの初期相性が変化する。性別のみ男性で固定されており変更はできないが、これは魔人學園シリーズの総監督・今井秋芳の「ジュヴナイル作品には『ヒーローとその傍らに寄り添うヒロイン』と言う構図が不可欠である」とする信念によるものである(ただし「東京魔人學園符咒封録」では隠し要素として性別が変更可能)。 SLGパートでの外見は、前述の通りプレイヤーの想像力を最大限に重視するという方針から、長い前髪で目元を隠している以外は極めて無個性な姿となっている(所謂「ギャルゲーの主人公」的造形)。 喜名朝飛著コミックス版では一見無表情で容姿端麗なキャラだが、心根は優しく人望を集める良い人に描かれる。 アニメ版では優しい性格が強調され大人しいの感じのキャラに。また、イチゴが大好物というアニメ独自の設定がなされている。 条件を満たせば、九龍妖魔學園紀にも主人公として登場する(この場合のタイトルは、黄龍妖魔學園紀となる。)。 メインキャラクター 以下の四名はストーリー進行に関わりなく、味方キャラクターとして固定されている。メインキャラクターの誕生日は、原作版声優の誕生日と同じに設定されている。 美里葵(みさと あおい) 声:堀江由衣/同左 武器:指輪 真神学園高校3年C組。9月20日生まれ、B型、真神学園の生徒会長を務める才媛であり、容姿端麗にして品行方正、人望も厚く心優しい「学園の聖女」。治癒の『力』を持ち、回復ユニットとしての役割を果たすが、高レベルに成長すると強力な攻撃能力も身につける。宿星は「八咫(やた)」であると共に、龍脈の流れを見極めることのできる「菩薩眼(ぼさつがん)」の能力者でもある。 アニメ版では、容姿は可愛い雰囲気に修正されており、嵯峨野と同じ覚羅中の出身という部分が追加されている。また、原作では指輪を装備していたが、アニメ版では薙刀を得物として闘いに参加している。